
このマークもなかなか消えないし、消えてもまたつくし。

じゃあ今日はエブリィのサーモスタット交換のやり方を、解説しよう!車に詳しくない人でも分かるように専門用語を極力使わずたくさんの写真付きでね!
コチラもおすすめ

この記事でわかること
軽自動車エブリィのサーモスタット交換の超具体的なやり方と、冷却水のエア抜きのやり方
※サーモスタット交換したら冷却水のエア抜きも必要なため
先にぶっちゃけ
- 暖房がめちゃくちゃ効くようになった
- 工具を除いて合計約3,000円でできた
(※業者に頼むと8,000円から12,000円) - サーモスタット取付時の向きに注意しよう
- 冷却水の処分方法に注意!
- 半日から一日かかる
【エブリィサーモスタット交換方法】サーモスタット交換の大まかな流れ
必要なものと事前準備
交換するにあたって絶対に必要なものはこれら↓
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※車の型式は型式DA64V
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1.エンジンが完全に冷えている状態で作業を開始しましょう。サーモスタット交換の際に、エンジンが熱いと冷却水も暑いままでやりにくくなるからです。
(※僕は朝一のエンジンをかけていない状態から始めました)
2.作業開始前に車内のライトは全部消しておきましょう。作業が終わるまでドアを開けた状態でライトがついているとバッテリーが上がってしまいます。
ドアを開けるとライトがつくモードなので
OFFにしておきます
ココに注意
後部座席や後ろの荷室にもライトがある車もあります。すべての車内のライトを消しましょう
サーモスタットの場所を開ける


運転席と助手席の間にあるのが、「センターコンソール」という部分です。ここを外していきます。
センターコンソールを外すためには、運転席と助手席のシートをめくります。助手席のシート下の布をめくるとレバーが2つあります。手で外せるので2つとも外します。
シートを手で持ち上げて画像のようにします

助手席側
運転席の下にも同じレバーがあるので、2つとも同じように外します。
運転席はこんな感じに後ろに倒します。

運転席側
運転席と助手席のシートが持ち上がって、エンジン部分がむき出しになりました。
※助手席側からの写真です
次はセンターコンソールを外します。センターコンソールが4か所のプッシュリペッドで固定されています。

助手席側からの画像

運転席側からの画像
プッシュリペッドって?
プラスチック製の留め具部品。穴を通ってから奥で広がるようになっているので、ビスやねじが使えない薄い金属やプラスチックでも止めることができる。
プッシュリペッドの真ん中部分をドライバーで押します。
こんな感じでへこみます。
爪をひっかけて外します
※指が痛くてひっかけられないときは、マイナスドライバーを使いましょう
外せました。
他3か所も同じやり方で外せました。
なくさないように段ボールにまとめて入れておきます。

4つのプッシュターンリペッドが外れたら、ドリンクホルダー部分を外します。
手で左に倒すと外れます。
外れました。
紛失しないようにドリンクホルダーをよけておきます。
外したドリンクホルダー部分の下をみると、ねじで止められているのが分かります。
プラスドライバーで外します。
外せました
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ほかにも必要な道具を見る
先ほどのねじの横に並べておきます。
(助手席側から見て)センターコンソールの右側を手で持ち上げます。
センターコンソールのプラスチック部分が外せるようになります。
外したドリンクホルダーと一緒に置いておきます。
残るは金属部分です。
金属部分の布をめくると左側の2つのねじと
右側に2つのねじの、合計4つありますのでこれを外していきます。
10ミリのラチェットレンチを使って
外します
ココに注意
このねじはプラスドライバーでも外せるけど、固くしまったねじだと緩められずになめてしまうことがあります。そのためできればラチェットレンチを使いましょう
4つとも外しました。
同じようにねじ入れに入れておきます。
センターコンソール下の金属部分を完全に外したくなりますが、
(助手席側から見て)右側のこのコードがつながってることで、完全には外せないようです。そのため、
こんな感じで運転席側にずらします。
金属部分下に六角形のサーモキャップが見えました。このサーモキャップの下にサーモスタットがあります
古いサーモスタットを外す
ココに注意
古いサーモスタットを外すと中の冷却水(クーラント)があふれます。
この冷却水は大変に毒性の強い液体です。動物や人が口にすると下痢や嘔吐などの症状が現れ最悪の場合死亡します。
この記事では省略してしまいましたが、下水に流したり地面に放置しないように受け皿にためましょう。
処理方法はガソリンスタンドに持って行って有料で処分してもらうか、おむつなどの吸収性のいいものに吸わせて燃えるゴミに出すなどして必ず適切に処分しましょう。放置したりドブに流すことも厳禁です。(下水やドブに流すのは違法でもあります。)
↓具体的な処分方法が紹介されているサイトです。
DIY道楽のテツ「【そのまま捨てると犯罪です】クーラント(LCC)の廃棄ってどうする? おすすめの廃棄方法とは」
↑上記サイトではおむつに使われてる成分を使ってますが、大人用おむつを買って吸わせて捨ててもOKです。

サーモキャップは二つの六角ボルトで止められています

※助手席側から撮影した画像です
12ミリのラチェットレンチで
外します。左回転で外れます。
外れました。
同じようにねじを箱に入れておきます
サーモキャップを手で左に回します。

あふれるだけじゃなく手につく可能性があるよ!
手についてもすぐに洗えば問題ないけど、冷却水は毒性を含む液体だ。皮膚の弱い人や気になる人は防水の手袋をはめるようにしよう!
回り切ったら上に持ち上げます。

持ち上げると中から冷却水(クーラント)があふれてきました。
かなりあふれてしまいます。

サーモスタットのゴム製のパッキンが古くなってるせいで、キャップ側にくっついていました。
手でグっと引っ張ったらすぐ取れました。
新しいサーモスタットを装着する
ココがポイント
サーモスタットはつける方向が決まってます。まるい部品ですが、中心部分の穴はど真ん中ではありません。ついていた方向を必ず覚えておきましょう

(助手席側から見て)上から見た時にこの方向についていた
冷却水(クーラント)があふれ終わったら、準備していた新しいサーモスタットを出します
取り外したサーモスタットと同じ形をしています
ココに注意
新しいサーモスタットを、冷却水(クーラント)が出てきた場所にセットします。ただし、前述したとおりセットの位置にコツがあります。
サーモスタットに金属がついているので、それをチューブがある方に向けてセットします。
※以下の二枚の写真は運転席側からの写真です。

運転席側からの写真です

運転席側からの写真です

はずしていたサーモキャップをセットして

※助手席側からの写真です
ねじ箱からねじを取って

この写真だと一番左の二本のねじ
ラチェットレンチで締め付けます
締め終えました
このままの状態で次の作業に入ります。
【エブリィサーモスタット交換】冷却水(クーラント)のエア抜きをする


ココに注意
エア抜きをやらなかったらどうなるの?
冷却水(クーラント)の中の空気(エア)がエンジンの熱で膨らんで、エンジントラブルを起こします。(オーバーヒートなど)
車のボンネットを開けると、(ボンネットの開け方を見る)
エア抜きのやり方が書かれています。
書かれている内容(読み飛ばしOK)
冷却水の点検(日常点検)
- リザーブタンクの推移はFULL-LOWの間に保ってください。(冷機時)
- 補水はリザーブタンクより行ってください
冷却水注入方法(交換時)
- フロントフード内のヒーターエア抜きホース①を取り外しラジエータ口元まで注水してください。
- エンジン側エア抜きボルト②をゆるめ、エア抜きを行ってください。
- ②を閉じラジエータ口元まで注水してください
- (②より水があふれるまで2と3を繰り返してください)
- ①を差し込んでください
- ラジエータ口元まで注水してラジエータキャップを締めリザーブタンクもFULLの線まで補水してください。
- 3000rpm以上で暖気してください(ファンが回るまで)
- 完全冷却後ラジエータとリザーブタンクに補水してください


1.フロントフード内のヒーターエア抜きホース①を取り外しラジエータ口元まで注水してください。
分かりやすく言うと
ボンネットの中のエア抜きホースを外して、ラジエーターキャップを外した穴から冷却水(ラジエーター)を入れてください
ボンネットの中のこの黒いチューブを外します
金属で抑えられてるので、まずこれを外します。
硬かったのでペンチでつまみます
つまんだまま右の位置に移動します
抑えていた金属が外れたので、根元からチューブをひねりながら右方向に引っ張ります
ぬけました
この状態で置いておきます
すぐそばにラジエーターキャップがあります
手で左に回して外します
途中からぐっと押しながら左に回します
あきました
キャップはすぐそばに、上を向けて置いておきます
キャップを外したら中に冷却水(クーラント)を補充します
多少こぼれても気にせずに入れます
口元まで入れます。
ココに注意
冷却水(クーラント)には漏れた時にすぐに分かるように青、ピンク、緑などの色が付けられています。冷却水(クーラント)を補充するときは、必ず同じ色のものを補充しましょう。


それに、エンジンを冷やすための冷却水(クーラント)の威力を100%発揮できなくなるよ。
もし自分の車に入っている冷却水(クーラント)の色が、見て分かりにくい時は車の取扱い説明書を見て確認しよう

このエブリィに使われているのは青色の冷却水(クーラント)であることが分かる。
2.エンジン側エア抜きボルト②をゆるめ、エア抜きを行ってください。
分かりやすく言うと
サーモスタットのそばのエア抜きボルトをゆるめて、エア抜きをしてください
サーモスタットのそばにあるエア抜きボルトを
8ミリのスパナで
(助手席側から見て)左に回します
少し回したらすぐに隙間から冷却水(クーラント)があふれてきました
3.エア抜きボルトを閉じラジエータ口元まで注水してください
分かりやすく言うと
エア抜きボルトを締めてラジエーターキャップのところから、ラジエーターを再度口元まで注入してください
ラジエーターキャップのところを見ると口元まで入れたはずの冷却水が、減っています。
実際には減ったわけではなく、エア抜きをしたことで冷却水が奥に移動したということです。
でもこのままでは冷却水(クーラント)が足りません。
ゆるめたエア抜きボルトを
右に回して締めます
それからラジエーターキャップのところから冷却水(クーラント)を口元まで補充します
補充できました
「4.(エア抜き部分より水があふれるまで2と3を繰り返してください)」
と書かれています。一度のエア抜きで冷却水があふれましたので、繰り返す必要はありませんでした。

冷却水(クーラント)をエア抜きボルトを右に回してゆるめます
- エア抜きボルトをゆるめる
- 冷却水が減ってるのを確認する
- エア抜きボルトを締める
- 冷却水を補充する

5.①を差し込んでください
分かりやすく言うと
抜いたエア抜きホースを元に戻してください
抜いたホースを元通りに差し込みます。
奥までしっかり差し込みます
留め金具をペンチではさんで、一番左に移動します
これでホースは問題なく元通りになりました
6.ラジエータ口元まで注水してラジエータキャップを締めリザーブタンクもFULLの線まで補水してください。
分かりやすく言うと
ラジエーターキャップのところから冷却水(クーラント)を口元まで入れて、ボンネット内にある冷却水(クーラント)タンクにもFULLまで入れてください
先ほどの作業ですでに冷却水(クーラント)は口元まで補充してあるので、キャップを締めます

冷却水(クーラント)がたっぷり入った状態で

ラジエーターキャップをはめて

キャップを押し付けながら右に回して締めます
ボンネット内の左側に白いプラスチックの容器があります。これが冷却水のタンクです。
ふたを手で引っ張って開けます
中を見るとほとんど冷却水(クーラント)がありません。
こちらにも同じく冷却水(クーラント)を補充します。
タンクの横を見ると「FULL」「LOW」という表示があるので、「FULL」まで入れます。
7.3000rpm以上で暖気してください(ファンが回るまで)
分かりやすく言うと
エンジンをかけましょう

交換作業であふれてしまった冷却水(クーラント)を水で洗い流そう。


ひとまずいらないタオルで拭けるだけ拭き取ります
それから水をたっぷりかけて冷却水(クーラント)を洗い流します
ココに注意
地面に冷却水がこぼれないようにオイル受け皿を置いてた人は、この水が混ざって冷却水が受け皿からあふれないように受け皿をどかして中身を空っぽにしましょう
だいぶきれいになったと思います。かけた水は完全に乾燥させなくても問題ありません。
暖房が効くようになったか確認する
エンジンをかけます
水温警告灯(写真緑色のマーク)はまだついてます
5分ほどたったら消えました


じゃあいよいよ暖房をつけてみて、温かい空気が出てるか確認してみよう
暖房をつけます
かなり温かい空気が出てきました!
ココに注意
もしあんまり暖かい空気が出てこないなという人は、アクセルを少し踏んだり、町を少し走らせてみましょう



「8.完全冷却後ラジエータとリザーブタンクに補水してください」
これを行う必要があるよ
でもこれは「完全冷却後」とあるように、かけたエンジンが完全に冷えた後にやることなんだ。


サーモスタットの場所を閉じる
サーモスタット交換とエア抜きが完了したので、車を元に戻していきます。
まずずらした金側板の部分をもとの位置に戻します。
ねじの保管箱を見て、ねじを取ります

この場合は左の4つのねじ
最初は手ではめ込んで
回せるところまで手で回します
同じように4か所のねじを手で回してはめ込みます
このままだとゆるいのでラチェットレンチでしっかりと締め付けましょう。
10ミリのラチェットレンチで
しっかりと締め付けよう
金属部分が固定出来たら、次はセンターコンソールのプラスチック部分をはめ込みます
はめ込むときに注意する点があります。(助手席側から見て)右側の電源コードと後部座席からの布ですが、
このようにすっぽりと中に入るように、センターコンソールをセットします
次にねじ保管箱の左側のねじ二本を使って
(助手席側から見て)左側の部分をねじで固定します。
プラスドライバーで固定できます
次にドリンクホルダーを以下のようにはめ込みます。
手でぐっと押し込んでぴったりはめ込みましょう
次はねじボックスに残った最後のを使います。
このプッシュリペッドですが、外す時と違って付けるときはちょっとしたコツが必要になります。
最初は以下の写真の状態になってると思います
先っぽのとがった部分を押し込んで以下のようにします
それから穴にセットして
出っ張った部分を指で押し込みます
はめ込み完了です
同じように4か所ともはめ込んでいきます
助手席側から二か所
運転席側から二か所
はめ込みが完了したら
座席を元に戻して
シート下のレバーをかけて固定します
助手席側
運転席側
ボンネットを締めます
エア抜き最後の作業の冷却水の最後の補充が残っています。ですがこれは明日行うので、忘れてエンジンをかけてしまわないように運転席足元に冷却水(クーラント)を置きましょう

冷却水の最後の補充をする
次の日です
ボンネットを開けて
ラジエーターキャップを開けて
キャップは左に回して
途中から押しながらさらに左に回します
開きました
前日、口元まで入っていた冷却水が減っています
運転席に置いていた冷却水を補充します
これくらい入れば十分でしょう
キャップを締めます
次にラジエーターのリザーブタンクを開けて
「FULL」のラインのところまで
補充します。

ボンネットを締めて今度こそ完了です
ココに注意
受け皿に残った水と混ざった冷却水や余った冷却水の捨て方ですが、冷却水は有毒なので下水などに流すことは厳禁です。
- ガソリンスタンドや整備工場に有料で引き取ってもらう(数百円なことがほとんど)
- 冷却水を吸わせてビニール袋にいれ、燃えるゴミに出す(市販のおむつなどが吸い取り力が強いのでおすすめ)


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その謎に答えてるよ!
【エブリィサーモスタット交換方法】サーモスタット交換に必要な道具&あると便利なもの
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【エブリィサーモスタット交換方法】おわりに

