ユニットって?
この場合、ランプを含めたケースまるごとのこと。
この記事でわかること
エブリィのブレーキランプをユニットごと新品に交換するやり方
もしもこのままだったらどうなる?
- ブレーキ、ウィンカー、バックの時に後の車や周りに「ブレーキを踏んだからスピードが落ちますよ」や「今から右折しますよ」などが伝わらず、後ろから追突されるなどの事故の原因になる(たとえ割れてるのがカバーのみでも)
- 道路交通法上の「整備不良」となり、切符を切られたり罰金(7000円※普通車の場合)が発生する
- 車検が通らない
もし業者に頼んでたらいくらかかった?
ユニット代と交換工賃含めて合計約8000円くらいだが、部品代の2500円だけで済んだ
※今回、部品は中古
先にぶっちゃけ
- ドライバーとペンチ、内張はがしとどの車にものっているジャッキでできる
- 車の下にもぐりこんで作業するので汚れてもいい服でやろう
- 必ず水平な平地でやろう
- カバーを外すのに時間がかかった
- 作業時間は約1時間~1時間半
【エブリィブレーキランプ交換】ブレーキランプユニット交換の大まかな流れ
必要なもの
※上記は左右セット品。バルブや配線はなし。
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同じく左右セット。こちらはバルブ、配線付き。LEDに変えたい人用に。
↑これは不可欠ではないけどDIYが好きな人は、これくらいの工具を一気にそろえたほうがいいかもしれません。ドライバーも先端が磁石になっててビスがすごくつけやすいです。
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事前にやっておく準備
- 汚れてもいい服装になる
- 車のライトを全部消しておく
作業中にドアを開けたりもするので、作業開始前に車内のライトは全部消しておきましょう。エンジンをかけない状態でライトがついているとバッテリーが上がってしまいます。
タイヤハウスからブレーキランプユニットを固定しているプッシュターンリペットを外す
ブレーキランプユニットは後輪のタイヤがあるタイヤハウスの中で、プッシュターンリペットによって固定されています。それを外していきます。
もっと詳しく
タイヤハウスが分からない人はこちらをクリック(5秒で読める記事です)
タイヤハウスって?
プッシュターンリペットの説明はこちら↓(10秒で読める記事です)
プッシュターンリべットの外し方と取り付け方
今回は(車を後ろから見て)右側のテールランプの交換です。
そのため、右後輪のタイヤハウスからプッシュターンリペットを外していきます。
この角度からタイヤハウスをのぞき込みます。
テールランプユニットを固定しているプッシュターンリペットはいくつかあります。まずはこの位置にあるプッシュターンリペットをはずします。
メモ
この車は中古で買ったためなのか、プッシュターンリベットが通常より少ない状態でした。これを読んでいるあなたの車はこの記事に乗ってるよりもプッシュターンリベットの数が多いと思うので、すべて外してください。外し方は同じです。
マイナスドライバーを用意します
プッシュターンリペットには、よく見るとへこんでる部分があります。(この車の場合はこの位置ですが、プッシュターンリベットによって違いますが必ずあります)
そのへこんだ位置にマイナスドライバーを差し込みます。
かなり強めに差し込んでも大丈夫です。マイナスドライバーをぐりぐりと差し込んだまま「てこ」の原理を利用する動きで、ひねるように動かします。
こんな感じの動きでてこの原理でぐりぐりしていきます
少しプッシュターンリペットが浮いてきたなと思ったら、反対側にもへこみがあるので、そっちからもマイナスドライバーを差し込みぐりぐりしていきます。
このまま外れてくれたらいいんですが、砂や泥がすき間に入っているせいか、外れません。
そこでラジオペンチを使って引っ張り出しましょう。はさんで引っ張るだけでOKです。
ラジオペンチで
はさんで
引き抜きます。やはり泥がたくさんついてました
外したプッシュターンリペットは、なくさないように分かりやすい場所に置いておきます。
次に外すプッシュターンリペットは、タイヤハウスの奥をのぞくと見えるこの二つです。
かなり奥にあるので、先ほど使ったマイナスドライバーよりも短いマイナスドライバーも使います。
同じくプッシュターンリペットのへこみの部分に差し込み、ひねるようにしてぐりぐりと動かします
先ほどと同じように反対側のへこみからもドライバーを差し込んでぐりぐりしていきます。
少し浮いたので同じようにラジオペンチで引き出します。
二つ目のプッシュターンリペットも、なくならないようにまとめて置いておきます。
上のプッシュターンリペットも同じく外していきます
反対側のへこみがかなり奥なので腕をタイヤ奥までいれてこの位置からマイナスドライバーを差し込んでいきます
三つめも無事に外せました
これですべて外せるように見えますが、まだ見えない位置にプッシュターンリペットがあります。
この位置にプッシュターンリペットがあります。
下から見るとこの位置にあるのが分かります。
ジャッキで車体を少し持ち上げる
本当はこうしたいけど
できないのでこうしようという事です(画像のジャッキは使用したものとは別のもの)
ジャッキってなに?
対象物の下に置かれてその物を支えたり、持ち上げるために使われる機械装置。車の場合、タイヤ交換の時などに使うことが多い。パンクした時のために車にひとつは積まれてることがほとんど。ジャッキを使って車を持ち上げることを「ジャッキアップ」という
ジャッキはこのエブリィの場合、後部座席の下に収納されています。
助手席後ろの席の
この下の部分にあります
フタは手で開けることができます
ジャッキが見えます
引っ張っても取れません。
ジャッキを縮めるためにハンドルを使います。ジャッキはジャッキ本体だけでは使えません。ジャッキを操作するためのハンドルが必要で、これも車にのっています。この車(エブリィ)の場合だとジャッキが収納されているところのすぐそば、後部座席の真下にあります。
マジックテープで固定されてるだけなので簡単に取り出せます。
ハンドルの丸くなってる方を、以下のようにジャッキの手前にある穴2つに通します
ハンドルを両手で持って右に回転させます
回転させていくと、ジャッキが少しずつ縮んで・・・
すき間ができて
取り出せました
このジャッキの使い方は車にある「取扱説明書」にも書かれていますので、それを参考にして使います。
「ジャッキアップするときはパーキングブレーキをしっかりかけてください」とあります。この車は「オートマチック車」なので
エンジンが止まった状態でセレクトレバー(ギアレバー)がPの位置にあることを確認します。
ではジャッキで車をジャッキアップします。ジャッキを置く位置(ジャッキアップポイントと言います)は車によってしっかりと決まっています。
はてな
ジャッキアップポイントって?
ジャッキで車を少し持ち上げるときに、ジャッキが車に触れる部分。ジャッキが触れる部分は負荷がかなりかかるので、どこでもOKではなく固く作られている部分がきっちり決まっている。ジャッキアップポイント以外の部分でジャッキアップすると負荷にたえきれずに、へこんだり重大な故障になることもある。
正確なジャッキアップポイントは車の取扱説明書に必ず書かれている。
このエブリィの場合は右後ろを持ち上げる場合は、左右のタイヤをつないでいる金属のこの位置がジャッキアップポイントです。
ココに注意
同じ軽自動車でもジャッキを置く位置も同じとは限りません。必ず車の取扱い説明書でジャッキアップポイントを確認しましょう!
それと必ず水平な土地でやること。かたむいている場所や不安定な場所だとジャッキが倒れて車が下がり、車体の下にいる人が車に押しつぶされるなどの重大な事故になります!
先ほどと同じように、ジャッキにハンドルを通します。
ハンドルを両手でこのように持って回転させます。
するとペッタンコだったジャッキが
このように縦に伸びます。
ジャッキを少し伸ばしてからジャッキアップポイントに置きます。
注意ポイント
ジャッキと車が触れるこの部分ですが、へこみがあります。ジャッキアップポイントがこのへこみの部分にちゃんとはまるようにしましょう。
ハンドルをジャッキに差し込みます。
先ほどと同じようにハンドルを両手で持って回転させます。
ジャッキがさらに伸びてジャッキアップポイントに触れました。
ここからジャッキで車を持ち上げるため、負荷がかかりますのでハンドルが少し硬くなります。しかしゆっくりと回せば力の弱い人でもちゃんと回ります。少しずつハンドルを回転させます。
すると右後輪が地面から浮くくらいに車体をジャッキアップさせることができました。
ココがポイント
持ち上がったすき間に上半身を滑り込ませて作業を行うので、体が入れられるだけ持ち上がればOKです。持ち上げすぎると不安定になるので、持ち上げるのはある程度までにしましょう
注意ポイント
ジャッキアップしている間は車が不安定な状態です。だからジャッキアップしてる間は車に乗ったりドアを開け閉めするのはできるだけしないようにしましょう。どうしてもするときは車の下に人がいない状態でそーっと行いましょう
ジャッキアップできたので、先ほどのこの位置にあるプッシュターンリべットを外します
下からのぞくとこんな感じです。
地面に寝転がって下からマイナスドライバーでぐりぐりしていきます。
ある程度出てきたので同じようにラジオペンチで引き出します。
4つ目のプッシュターンリペットも外せました
5つ目のプッシュターンリペットが最後です。これは位置がちょっとややこしいです。2番目3番目に外したプッシュターンリペットの奥側、この位置にあります。
車の後ろから地面に寝そべって下からのぞくと、この位置にあります。体勢は辛いですが、外し方は今までと同じなのでマイナスドライバーで外しましょう。
5つ目も外せました。
これでタイヤハウスの中のカバーを外せます。カバーのこの位置を手でつかんで
引っぱりだします
はずせました
カバーを外すとテールランプユニットの内側が見えました
テールランプレンズユニットを取り外す
車の下に潜り込んでユニットを見るとこうなっています。ユニットはビス(ねじ)で止められているので、外します。
ビス(ねじ)はここにあります。車の下にもぐり込まないと見えない位置です。
外せました。
この位置にあります
なくさないようにプッシュターンリベットと一緒にしておきます。
注意ポイント
外してから気づきましたが、本来はユニットを固定するビス(ねじ)はもう一つあったようです。
この記事通りだと一つしか外していませんが、みなさんはもうひとつの場所にあるビス(ねじ)も外してくださいね。
ユニットを固定するビス(ねじ)が外せたら、いよいよユニットを外します。「内張りはがし」を使います。
ユニットの左側に内張りはがしを差し込みます。
内張りはがしを両手でつかんで、思っている以上の強い力を込めて押し込みます。
てこの原理でユニットを浮かせたりしながら押し込みます。
ボロッと突然ユニットが外れました。
ユニットは外せましたが電源コードがつながったままなので、これを外します。
電源コードはここの白いプラスチック部分から外します。
通常ならここの位置を指で押して引っ張れば外せます。ですが砂や泥がかなり隙間に入ってるせいもあり、びくともしません。
そのため、またラジオペンチではさんで「ぐっ」とつかんで、
引くと抜けました。
これで壊れたテールランプユニットがすべてはずせました。
新しいテールランプユニットを取り付ける
新しいテールランプユニットを取り付けます。やり方は外したやり方の逆の順番でやっていくだけですが、必ず途中で問題なく電気が通ってるかの確認を行います。
今回はネットで中古品を買いました
電球も電源コードもセットでした
メモ
今回、新しいテールランプユニットにランプも電源コードもすべてついてきました。そのためコードも電球も新しいものに交換しましたが、カバー部分が割れただけで電球やコードに問題がない人は古いほうの電球と電源コードを新しいカバーに移行すれば問題なく使えます。
新しいテールランプユニットの電源コードを、車側に差し込みます。
「カチッ」となるまで指で押して入れます。
ライトがちゃんとつくかの確認をする
これで電源コードもつながったので、ユニットをはめ込む前にちゃんとテールランプとして機能するか確認をします。車のキーを差し込み、「ON」にします。
ハザードボタンを押します。
テールランプユニットを見るとハザードの部分がちゃんと点滅しています。
次にテールランプの確認をします。
キーをONのところにしたまま
ライト(スモール)を付けます
テールランプがついてるか確認します。テールランプは赤いほうなので、ちゃんとついてるのがわかりますね。
次に「バックライト」がつくか、確認します。
最重要注意ポイント
バックライトの確認の時は、必ず以下を確認しましょう!
- エンジンがかかっていない(キーがONのところにしておく)
- サイドブレーキがしっかりとかかっている
キーをONのまま
サイドブレーキをしっかりかけた状態でギアをバック(R)にする
バックライト(左下の白いライト部分)がついているのがわかります。
ブレーキを踏んでブレーキランプがちゃんとつくかの確認は後日、友人に頼んでブレーキを踏んでもらい、確認しました。(この日は一人での作業だったのでできなかった((+_+)))
ライトがすべて正常につくことが確認できたので
ギアをパーキング(P)にもどし、
キーをOFFにもどし、
ハザードを消し、
ライト(スモール)を消します。
新しいテールランプユニットをはめ込む
これで問題なくテールランプも動いてることが分かったので、車にはめ込んでいきます。
ユニットは右側から(はめていきます。
車側にユニットのツメ部分が入るへこみがあるのでそこから入れていきます。
ちゃんと合わせて
入れていきます。
最後に手でぐっと押し込みましょう。
外した時と違って意外にもすんなりはまります。しかしこのままでは固定されていない状態です。
取り付けのため、プラスドライバーとビスを持って車の後ろ側から上半身を車の下にもぐりこませます。
先端が磁石になってるドライバーなのでこういう時に便利です
ビスで固定しました。
注意ポイント
繰り返しになりますが、ユニットには本来はビス2本で固定されてます。二本ついてる人はここで2か所のビスで止めましょう
次にタイヤハウス内の黒いカバーを取り付けます。
黒いカバーをタイヤハウス側からセットします。ここでは大体の位置で合わせればOKです。
外したプッシュターンリベットを
元通り5か所、はめ込んでいきます。プッシュターンリベットは取り付けるときにコツがいりますので、わからない方は以下を読んではめ込んでいきましょう。
プッシュターンリベットの取り付け方(10秒で読み終わります)
穴とカバーを合わせて
プッシュターンリベットを入れて
指で押します
はまりました
同じ要領でほかの場所もはめ込んでいきます
ここまでやれば、ジャッキアップはもう必要ないのでジャッキを外します。ジャッキで車を持ち上げた時とは逆にハンドルを回すとジャッキが下がっていきます。
ジャッキを下げると車も下がっていきます
ジャッキが車から完全に離れたのを確認してから取り出します
ジャッキは元の場所に戻します。
戻したらジャッキを少し回して伸ばします
ジャッキの上の鉄板で固定することができました。
交換が完了しました!
車内のライトをつける
事前準備の時に消しておいた車内のライトを元に戻します。「DOOR」のところに合わせましょう
ぜひこの下の「最後に車に関してあまりにも知られていない超大事な1分話」も読んでいってね!
ココがおすすめ
最後に結構知られていない大事な話
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「車のことは分からないから全部あの人に任せてる」って人は↓もぜひ読んでね!
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