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この記事でわかること
- スノータイヤとスタッドレスタイヤの違い
- スタッドレスタイヤの由来
先にぶっちゃけ
スノータイヤは雪道を走れるさまざまなタイヤの総称。スタッドレスタイヤはスノータイヤの中のひとつ。
スタッドレスタイヤはスノータイヤの一種
スノータイヤは言葉通り、「雪道を走るためのタイヤ全般」を指します。スタッドレスタイヤはスノータイヤの中の一種です。
いろいろなスノータイヤ | |
スタッドレスタイヤ
|
オールシーズンタイヤなど |


じゃあスタッドレスタイヤとオールシーズンタイヤの違いは?
スタッドレスタイヤは「スノータイヤの中でも、タイヤと氷の間の水を追い出すことで雪道や凍った道路を安全に走るために開発されたもの。」
オールシーズンタイヤは「全天候型のタイヤ。夏でもちょっとした雪でも走れるために開発されたもの」


それでも冬道はスタッドレスタイヤをはこう


オールシーズンタイヤは雪道で走ることも考えられています。しかし、雪を押しつぶしてすすむことを想定したタイヤなので、ある程度までの雪でしか走れません。雪道や凍った道を走ることにおいて、スタッドレスタイヤほどの高い能力はありません。冬は、やはり一番能力を発揮するのでスタッドレスタイヤがいいでしょう。
スタッドレスタイヤの名前のおもしろ豆知識
数十年前まで冬の凍った道や雪道を走るのには、スタッドレスタイヤではなくスパイクタイヤが主流でした。
スパイクタイヤって?
スカンジナビアで発明された冬用タイヤ。タイヤに鋲(びょう)がたくさん打ち込まれている。

スパイクタイヤは非常に性能が高かったんですが、日本では1990年(平成2年)に製造、販売が中止されています。タイヤに打ち込まれた鋲(びょう)が凍っていない道や雪のない道を走る時にアスファルトをけずってしまい、その粉塵による環境問題、健康問題によるものです。
それに変わって生まれたのがスタッドレスタイヤです。スパイクタイヤの鋲(びょう)を意味する(スタッド)がない(レス)という意味で、スタッドレスタイヤという言葉になりました。
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