

この記事でわかること
- 車のガソリン警告灯がつくタイミング
- ガソリン警告灯がついてから走れる50キロという数字の意味
先にぶっちゃけ
ガソリンタンクの容量が残り15%以下になると警告灯がつく
残り50キロのタイミングで警告灯がつくようにしてあるのは昔の高速道路上でガソリンスタンドが50キロごとに設置されてたから。
ガソリン警告灯がつくのは残りのガソリンが15%以下になったら
車にはガソリンを入れておくタンクがあります。車種によってその大きさは違います。小さい車は小さい容量、大きい車は大きい容量であることが多いです。そのためガソリン警告灯がつくのは残りの容量が「○○リットル」ではなく、「15%以下」というパーセンテージを基準に作られています。
ガソリン警告灯がついたら走れる距離は約50キロ
ガソリン警告灯がついたら、残りのガソリンで走れる距離は約50キロです。もちろん車の燃費能力やその時に車に乗ってる人数や荷物の重さの影響もうけるので、ぴったり50キロとは言い切れません。
昔の高速道路はガソリンスタンドが50キロごとにあったから
この50キロという数字にはしっかりと理由があります。昔の高速道路ではガソリンスタンドのあるサービスエリアが、50キロごとに配置するように規定があったからです。これによりガソリン警告灯がついても、次のガソリンスタンドまではガス欠にならずに済むというわけです。ただし現在ではその規定はなくなっているので、ガソリンの残量には余裕をもつようにしましょう。
ガソリンの警告灯がつく燃料の残量値は車の取扱説明書に書かれている
車種によっての警告灯のつくタイミングは運転する以上、知っておいた方がいいでしょう。車の取扱い説明書に記載があるので確認しておきましょう。
はてな
車の取扱い説明書はどこにあるの?
多くは助手席の前にある「グローブボックス」の中にあります。車検証などとまとめて入れられていることが多いと思います。
おわりに
車を運転していても車に詳しい人は多くありません。それは車の世界の分かりにくさや専門用語の多さ、車のことが分からない人への車業界の無自覚な優しくなさによるものです。テレビの仕組みを知らなくても見ることができるように、車に乗るからと言ってすごく詳しくなる必要はありません。しかし、危険が伴う乗り物である以上は最低限の知識を持っておきましょう。それがあなたも、あなたの大切な人も守ることにつながります。
車のことをとことん分かりやすく解説しているサイト「くるわか」管理人より