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じゃあ今日はフェード現象について分かりやすく解説するね
この記事でわかること
フェード現象とはなにか?
起きないようにするにはどうすればいいのか?
起きたらどうしたらいいのか?
先にぶっちゃけ
ブレーキをかけすぎると、ブレーキが利かなくなる現象のこと。
起きないようにするには、そもそもスピードをあまり出しすぎないこととエンジンブレーキを使うこと。
起きてしまったらサイドブレーキで車を止めること
それでも止まらなかったら安全な障害物にわざと車をぶつけて止めること
フェード現象はブレーキの踏みすぎが原因でブレーキが全く効かなくなる現象
車のブレーキは、回転しているホイール裏の部品にブレーキの部品を押し付けることでスピードを落とします。
まさつによるブレーキなので、この仕組みだとどうしても「まさつ熱」が発生します。
ブレーキを踏み続けすぎることで、この熱の温度がどんどん上がっていきます。ブレーキパッドには許容できる熱の限界があり、この限界を超えるとブレーキとしての機能が格段に落ちてしまいます。こうなるとブレーキを踏んでもきかないという状態になってしまうのです。
フェード現象が起きないようにする3つの方法
フェード現象は現在では「起きにくいように進化」しています。しかし「絶対に起きないように」は現時点ではできていません。だからこそフェード現象が起きないように気を付けることはできるので覚えておきましょう。
そもそも山道や坂の多いところを運転しないのもひとつの方法
とくに山道の下りは、運転の難易度が以下の理由から非常に高いです。
ポイント
- 何もしなくてもスピードが出てしまう
- カーブが多い
- 道がせまい
- 観光地にある山はホリデードライバーも多く事故につながりやすい
はてな
ホリデードライバーとは?
普段運転することがなく、遊びに行く時だけ運転する人のことをホリデードライバー(直訳:休日運転手)と言います。普段運転をしないため、また観光で訪れている場合に景色や車内での会話などに気を取られて事故につながるケースが多いと言われています。
難易度の高い道の運転をそもそもやらないというのも、十分対策の一つと言えます。
スピードをあまり出さない
スピードを上げることをあまりしないようにしましょう。下りの道ではどうしてもスピードは出てしまうと思いますが、オートマチックの車であればアクセルを踏まなければそもそもあまりスピードが出ないようになっています。
ブレーキではなくエンジンブレーキを多用しよう
車には足で踏んでスピードを落とすブレーキ(フットブレーキ)以外にもブレーキ機能があります。それがエンジンブレーキです。
構造や仕組みを飛ばして分かりやすく言うと、フットブレーキがタイヤのホイールできかせるブレーキならエンジン部分できかせるブレーキがエンジンブレーキです。エンジンできくのでホイールでのまさつ熱は起きず、フェード現象にもつながりません。
- アクセルから足を放す
- スピードを落としたいときにシフトレバー(ギア)で「3」や「2」や「L」に入れる(※オートマチック車の場合)
1に関しては一応これもエンジンブレーキなんだ。でもエンジンブレーキと言えば2を指すことがほとんどだね
それでもフェード現象が起きたらサイドブレーキを使おう
サイドブレーキは普段は車を止めて降りるときにしか使わないと思っている人も多いと思います。しかし「サイドブレーキ」という名前からわかるように、ブレーキの一つなのでフェード現象などの緊急時にはブレーキとして使うことが可能です。
- フェード現象が起きてしまった!
- シフトレバーを「L」や「2」にしてエンジンブレーキをかけできるだけスピードを落とす
- シフトレバーを「N」(ニュートラル)にする
- サイドブレーキをかける
- 車が止まる
だから「N」(ニュートラル)にして車を進まないようにすれば止まりやすいってわけなんだ。
自信のない人は以下の手順でもOKです
- フェード現象が起きてしまった!
- サイドブレーキをかける
- 車が止まる
サイドブレーキだけで止まらないときはわざと車をぶつけるしかない!大事故よりはマシ!
フェード現象が起きてサイドブレーキで車を止めようとしても、その時にスピードがかなり出てしまっているとサイドブレーキだけでは止まれないことがあります。ただしそれでも減速はできます。でできるだけ減速し、電柱やガードレールなどの障害物にわざと車をぶつけてでも車を止めましょう。車に傷は大きくつきますが、それでもスピードが落ちずに大事故につながるくらいなら必要なことです。
ココがポイント
この方法はそれでも危険が伴うやり方なので本当に最後の手段です。
あくまでフェード現象としては「起きたらどうするか」ではなく「起きないようにする」ことが一番の対策です。エンジンブレーキの使い方を山道ではなくても、街の中の下り坂や高速道路などで普段から使って使い慣れておきましょう。体に覚えさせておくことはいざという時にパニックにならないための大きな対策です。
フェード現象発生後は30分くらい車を休ませて熱を冷まそう
サイドブレーキで車を安全に止めることができたらまたドライブの再開だね!
フェード現象が起きた場合、車を止めることができても30分ほどは車を休ませましょう。ブレーキの踏みすぎで熱くなりすぎたブレーキ部品の熱を冷ますためです。冷めたらブレーキの機能は復活します。心配な人はそのあとフェード現象が起きてしまったことを伝えて点検を受けるのもいいでしょう。
まとめ
ぜひこの下の「最後に車に関してあまりにも知られていない超大事な1分話」も読んでいってね!
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